あるとき、スマホからのアクセスが多い割にスマホ対応していないサイトがありまして、「ユーザはこんな小さい解像度でサイトを閲覧しているんですよ!」というために、GAの画面解像度レポートをスマホ(Android・iPhone)で絞り込んでみたところ、
- 1000×1533
- 1000×1400
- 1000×1588
と、横幅が1000pxで高さがマチマチの解像度が500項目以上出てきて、頭が一瞬真っ白になりました。
セカンダリディメンションでOSを出してみたところ、このおかしな解像度はすべてAndroidのものでしたが、特定のデバイスではなく全てのデバイスで発生していました。
Androidと言えば解像度はほとんど480×854のはず。なんだこれは、としばらく考えていたところ、横幅が全て1000pxなのが気になってWebページの横幅(body要素の横幅)を調べてみたら、1000pxだったので、ピン!ときました。
つまりは、
Androidブラウザでは、Webページの大きさが画面解像度になる
ということです。高さが色々あるのは、Webページのコンテンツ量によって高さが違うためです。なお、Webページの大きさがデバイスの画面解像度(480×854とか)に収まっている場合は、デバイスの画面解像度がGAのレポートに表示される解像度になります。
これはGAの問題ではなくAndroidブラウザの問題ですよね…。
しかし、最近のGATCリクエストの内容を見ていると画面解像度だけでなく、実際のブラウザ表示サイズも取得しているみたいなので、GA側が頑張れば何とかなるかも知れませんね。あれ、というか既にブラウザ表示サイズが画面解像度レポートに表示されている??(もうちょっと調べます)
以上ですので、Androidの画面解像度を知りたい場合は、デバイス名(携帯端末の情報)から1個1個のデバイスの解像度を調べるしかなさそうです。合掌。